「お金はどこに預けている?」お金の預け先4選《資産を分散しよう》

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「お金はどこに預けている?」お金の預け先4選《資産を分散しよう》

この記事では、「お金の預け先」についてご紹介します。

あなたも、何かしらの方法で貯金をしていると思いますが、
「お金をためるなら、どういった手段をが思いつきますか?

  • 銀行
  • 勤務先の財形
  • 投資
  • 保険
  • タンス預金
    などなど…

 種類はたくさんありますが、この手段がよくて、この手段がダメといったことはありません。

 もちろん、独身なのか既婚者なのかによっても変わってきますし、一人暮らしなのか実家暮らしなのかでも変わってきます。

生活環境や状況にあわせて、考えていきましょう!

重要なのは、お金の貯め方をきちんと理解しているかどうかです。

なぜ、お金を貯めるの?

  1. 買いたいものがあって貯めている
  2. マイホームを購入するなど、将来の資金の為に貯めている
  3. お金が増えていくのが楽しくて貯めている
  4. 老後資金が不安で貯めている

などなど、あげればキリがないですが、みなさん理由を持っていると思います。
お金を貯める目的が明確に決まっている方が、貯まりやすいです。

昔は「お金を貯める習慣」がなかった!?

お金を貯めるという行為は、昔から日本人に習慣づいていたわけではありません。

かなり昔になりますが、江戸時代の頃は「宵越しの銭は持たない」(よいごしのぜにはもたない)という言葉があるように、その日に得た所得をその日のうちに使っていたのです。

現代では、考えられないですよね(笑)

もちろん全員がそうだったかというと疑問もありますが、このような言葉が生まれるくらいなので、当時の彼らのお金の使いっぷりを想像できます。

現代のお金の使い方は?

現代では、所得をその日のうちにすべて使うという人はいないと思います。

たとえば、

月給が20万円だとして、1年間(365日)で割ると、1日当たりに使えるお金が計算できます。

20万円×12か月=240万円 ➡ 240万÷365日=6,575円

1日に使えるお金は、約6,575円となります。
この6,575円を1日で使います。

それを毎日です!

どうですか?
このような生活をしてみたいですか?

おそらく、多くの人が怖くてできないと思います。

 では、「お金貯めていこう!」となったときに、どのように貯めていくかが問題です。

「お金の預け先」4選

お金の預け先とそれぞれの「特徴」「メリット・デメリット」についてみていきましょう。

  1. 銀行
  2. 新NISA、iDeCo
  3. 保険
  4. タンス預金

銀行

まずは、銀行です。
多くの方は、銀行にお金を預けています。

メリット

いつでも口座からお金を引き出すことができる。
→貯めるというよりも、生活費の出し入れで使うイメージです。

1ヶ月の生活費はだいたい把握されていると思うので、生活費は銀行に預けておき、余ったお金を別の方法で「増やす」という考え方を持ちましょう。

デメリット

近年、金利は大きく下がり、普通預金の金利は0.001%(0.02%)です。

30年前のバブル期の普通預金の金利は67%でした。
6%(30年前) ➡ 0.001%(現在)0.02%(R6年5月)です。

この金利差だと、100万円を預けて、金利が6%の場合は利息が6万円もらえますが、0.02%だと、たったの200円です。

ちなみに、定期預金だとほんの少しだけ高いですが、すべての資産を「銀行」に預けることはおすすめできないです。

銀行の特徴や、金利については以下の記事を参考にしてください!

NISAiDeCo

ここでは、ひとつにまとめていますが、全く別の金融商品です。

まず、「老後2000万円問題」などが話題になってから、多くの人が「何か対策をしないと!」と考えたと思います。

銀行では、なかなかお金が増えないので、資産運用で増やすという手段が主流となりました。

そこで、国が推奨し、各金融機関が窓口で受け付けている商品が、新NISAとiDeCoです。

これらは、主に株(リスクは高いが利益が大きく期待できるもの)債券(リスクは低いが利益は大きく期待できない)と呼ばれるもので「中長期にわたって運用」していく金融商品となります。

元本(払った分)保証はないので、運用成績によってはマイナスになることもあります。

一般的な金融商品の場合、元本以上に利益が出た場合、値上がり分に対して税金(20.315%)がかかります。

つまり、約2割の税金が取られるという計算になります。

しかし、新NISAiDeCoに関しては、この税金が取られません。

ひとつひとつ解説していきます。

 つみたてNISAの特徴(2024年から新NISAとなっています)

  • 運用期間が最大20年間(新NISAでアップデートされました)
  • 1年間の最大投資金額は40万円まで(新NISAでアップデートされました)
  • 途中解約が可能
中の人

2024年から「つみたてNISA」は「新NISA」へと変わっています!詳しくは、以下の記事をご覧ください!

iDeCoの特徴

  • 運用期間は60歳まで(2022年5月より65歳まで延長
  • 職業によって、1年間の投資金額が決められている
  • 途中解約は原則不可
    ※iDeCoは国民年金・厚生年金の上乗せ部分だと思ってください。

たとえば、年金がもらえるかどうか分からないからといって、「今まで払ってきた国民年金・厚生年金の積み立て分を返してください!」とは言えないですよね?

iDeCoもこれと同じです。

NISAiDeCoの運用方法

基本的に「ドルコスト平均法」で運用します。

これは、長期で毎月一定額を買い続け、最終的には購買単価がさがり利益がでる仕組みです。
長期で運用すれば、リスクを軽減できることでも知られています。
※アメリカで誕生した手法なので「ドル」という名前がついています。

保険

生命保険文化センターによると、日本国民の約8割が何かしらの保険に加入しています。

保険も様々な商品がありますが、その中に「保険で貯める」という考えがあります。

現在だと変額保険と外貨建て保険が一般的です。
※これらは運用商品となるので、元本保証はありません。

保険の特徴

保障を持ちながら運用できるところが一番の魅力です。

保障のコストもかかってくるので、新NISAiDeCoと比較すると、運用コストは少し高めにつきますが、保険ならではのメリットもあります。

たとえば、万が一の時でも保険金が支給されます。

また、生命保険料控除といって、所得税と住民税の負担を軽減(節税)できるものがあります。

変額保険も外貨建て保険も基本的には、死亡保障がついています。
相続や遺族が受け取る場合に、死亡保険金には「非課税枠」というものがあり、これが「法定相続人×500万円」です。

たとえば、4人家族(夫、妻、子ども2人)で夫が亡くなってしまった場合、残された遺族は妻と子ども2人となります。

この場合、「3人×500万円」となるので、1500万円までの死亡保険金が非課税で受け取れるということになります。

将来の保障のことを考えて、保険に加入するというのもひとつの手法です。

しかし、「保険で運用する」という観点から考えると、保障コストが上乗せされるところが、デメリットになります。
※保険会社によっては、運用成績がとても良い会社もあるので、よく調べたうえで加入することで、一般の金融商品よりも高い利回りが期待できる場合があります。

中の人

運用タイプの保険に関しては、早期解約や早期減額をすると、元本割れとなるので、注意が必要です。

タンス預金

メリットとしては、24時間365日、手数料がとられません。
しかし、とうぜん金利もつかないので、減りもしないですが、増えもしないです。

むしろ減っていると思ってください

なぜなら、日本はインフレーション(物価上昇)がおこっているからです。
国は、徐々に物価を上げようとしています。

インフレに弱い

缶コーヒーが売っているとします。

ある時を境に、世の中の物価が上がり、4年前は100円で買えていた缶コーヒーが120円になりました。
そうすると、あなたは財布から「プラス20円」多く出さなければ、缶コーヒーが買えません。

このようなイメージです。

  • 4年前 所持金1,000円 → 缶コーヒー100円購入→手持ち残高900円
  • 現在  所持金1,000円 → 缶コーヒー120円購入→手持ち残高880円

今までと同じ缶コーヒーを購入しても、インフレにより手持ち残高が減っています。

このような状況から、インフレにも対応していかないと、所持金の額はおなじでも、実質的なお金の価値が減っていることが分かります。

まとめ

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結論としては、どの商品が良くて、どの商品が悪いというものではありません。

すべての商品にメリット・デメリットがあります。

そこで、資産をひとつの商品にまとめず、いくつかの商品に分散して所有することが大切です。

銀行貯金やタンス預金も、増えはしないものの、いつでも使えるお金として手元にあれば安心です。

他の金融商品は、すぐにお金が増えるわけではありませんが、長期で運用することで、メリットは大きいです。

長期運用=10年以上

10年以下だと、運用成果によっては、マイナスになります。

長く運用すれば必ず増えるという保障はありませんが、過去のデータから分析すれば増えているケースが圧倒的に多いです。

まずは、どういう場面でお金が必要になるのかを考え、それに対してライフプランを立てるようにしましょう!

今回の記事は以上です。

「ライフプラン」や「マネープラン」について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください!

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