【実は損している?】ポイントカードの意外な落とし穴
皆さんは「ポイントカード」を使ったことはありますか?
現代では、膨大な数のポイントカードが出回っており、一度は使ったことがある方がほとんどだと思います。
この記事では、ポイントカードの役割と、意外な落とし穴について解説していきます。
【実は損している?】ポイントカードの意外な落とし穴
ポイントカードの役割
企業がお客様を集客するために活用されています。
店舗やメーカーなど、相互取引業者が顧客データをもとに、マーケット開拓や商品開発に勤しむために必要不可欠なもので、現代ビジネスにおいて、なくてはならない存在のひとつです。
日本で初めて、ポイントカードを創った企業は、ヨドバシカメラです。
そもそもポイントカードとは?
例えば、100円に対して1円という、お気持ち程度の還元をしている企業もあれば、100円に対して、10%ポイント還元など、大盤振る舞いしている企業もあります。
ポイントに対して、「ラッキー!お得!」などと言って、買い物に出かける方は多いのではないでしょうか?
しかし、このポイントカードの仕組みには、 企業の中長期的なビジネスを確立するための戦略が隠されているのです。
※現代ではリアル店舗だけでなく、インターネット中心の企業も活用しています。(ポイント〇%還元、などと謳って集客しているのです)
企業にもよりますが、ポイントカードとはどの世代でもつくることができ、加入率や保有率も高いです。
なぜ、ポイントカードはこんなにも普及した?
一番の理由としては、どの世代の方も簡単に作ることができ、入会費・年会費も無料で(一部を除く)、作成する際に特別な条件があるわけでもないからです。
そして、この低金利の時代、銀行に預けていてもお金が貯まらない現代では、「少しでも得をしたい」という人の欲望も垣間見え、現金しか扱えない店舗より、購入する際に、「ポイントを少しでも多く貯めることができる店舗で購入したい」という人間の心理が働いているのです。(ポイントも生活費の足しになるという考え)
よく使う店舗のポイントカードをいくつも所有し、中にはポイントカードを使い分けている人も多いです。
最近だと「○○pay」などと呼ばれるポイントカード機能付きで、キャッシュレス決済が可能なタイプまで登場しています。
ポイントカードの真実
確かに表面上はお得かもしれないですが、そこには企業のお客様に対する「行動心理学的」なアプローチ(戦略)が入っているのです。
人間の心理として、「損するよりは得をしたい」と考えます。
このような心理を利用して、「期間限定○○ポイント還元」や「決算セール〇〇ポイント○○%還元」など、大々的に広告を出しています。
ここで、人間の心理としては、「どうせ数週間後あるいは、数ヶ月後には使う予定があるし、ポイントアップセールを開催しているから、今購入しよう!」などとなります。
今すぐには必要のないモノでも、購入意欲を沸かせるための戦略です。
このような行動をすることで、企業側にとってはすぐに売上実績をつくることができるのです。
まとめ
「ポイントカードを作ってポイントを貯めよう」などのように、本来購入すべきものよりも、ポイントありきの商品購入をやめましょう。
ポイントは確かに貯まるかもしれませんが、今は必要ないものもたくさんあるはずです。
必要な分を必要な時に購入する
もちろんポイントが悪いと言っているわけではありませんが、ポイントを「オマケ」と考え、必要なものを購入すれば、少なくとも不要な購入を避けることができます。
数多の企業がポイント制度を導入しており、ポイントセールを煽っていますが、まずは一歩止まって冷静に「今必要なモノか?」をジャッジしてみてください。
そうすることで、少なくとも余計な出費が減り、みなさんのキャッシュフローは良くなると考えています。
今回の記事は以上です。